ベラルーシ「料理と民芸品の部屋」
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のぞみ2112
洋服の裁断
洋服の裁断

■のぞみ21開設へ
そして1995年、ゴメリ市内の建物を改装し、工房「のぞみ21」が誕生しました。改装や修理は、元大工だったステファンが担当し、スタッフやその家族たち大勢が手伝いに来ました。遠くからうわさを聞いて、のぞみ21に入りたいとやってきた、障がいをもつ家族もいました。
ところが、実際にのぞみ21を運営していくことは大変なものでした。子どもたちそれぞれの能力を引き出すにはどうすればよいか、運営の仕方など、すべてが二人にとって初めてのことでしたが、オレッグやスタッフたちに励まされ、やっと歩き出した矢先、二人を大きな不幸が襲いました。
それは、これま・ナ工房を中心的に支えてきた、オレッグの死でした。甲・腺ガンの発見が遅れ、肺へと転移したことが原因でした。医療技術や医療システムが不十分で、医療器具や薬も不足しているベラルーシでは、このようなことも少なくありません。20歳という若さでオレッグを失い、悲しみに暮れる二人を支えたのは、何よりものぞみ21を必用としているスタッフの存在でした。

■そして現在
現在では、18歳から30歳まで30人が「のぞみ21」に在籍しています。昨年観た映画、新しく買った服、家での出来事などの話から朝が始まり、誕生日にはみんなでお祝いをしたり、クリスマスや復活祭にはお祝いをしたりと、一つの家族のように毎日を過ごしています。スタッフはここで、裁縫や木工、刺繍などの技術を活かした作品を制作し、町の市場などで販売することで収入を得ています。しかし、自分たちで経営をし、収入を得ることは易しいことではなく、スタッフたちの給料も少なく、また限られたスペースしかないために入りたいという人を断らなくてはならないという状態です。

ミシンをかける
ミシンをかける
チェルノブイリ支援運動・九州のスタッフと共に
日本から来たスタッフと共に

あなたがこの商品を購入して下さることにより、「のぞみ21」への経済的にも支えることができ、またスタッフに・ニっては、日本に支えてくれている人がいるということが大きなはげみになっているとのことです。
商品の感想や、「のぞみ21」の皆さんへのメッセージなどありましたら、どうぞチェルノブイリ医療支援ネットワーク事務局へお寄せ下さい。またバザーなどの機会には、ぜひ出店へご協力頂ければ幸いです。どうぞこれからも、チェルノブイリへのご支援を宜しくお願いします!!

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