【2018年11月】ミンスクの一日

こんにちは!11月、ミンスクでは氷点下になり雪が舞う日もめずらしくありません。今回は、チェルノブイリ事故から32年が経過した4月に声を寄せてくれたチホン・マギリン君と妹のアンゲリーナちゃんがベラルーシを代表する動物園を紹介してくれました。

 11月初旬、14歳を迎えたチホン君は誕生祝いに親戚の子供たちと一緒に《ミンスク動物園》を訪れました。町の中心地から地下鉄で約10分の《アフト・ザボドツカヤ》駅で降り、そこからトロリーバスでまた10分進むと目的地に着きます。1984年に開園したミンスク動物園には、希少価値の高いホワイト・ライオン、ホワイト・タイガー、日本では見られないベラルーシのシンボル的なズーブリ(バッファロー)やアイスト(白鳥)など450種類以上の動物が生息しています。毎日10時から18時まで営業しており、入場料は9ベラルシルーブリ(約4ドル)で5歳以下のお子さんは無料となっています。

園内には、熱帯林やアマゾン川に生息する動物80種類以上がいる《南アメリカ館》、アフリカ・南アメリカ・インドネシア淡水地からの魚200種類を観覧できる《水族館》、ヘビ・トカゲ・ワニ等が飼われている《爬虫類の館》があります。その他、有料で2億3000~2億5000年前に存在した生物と会える《恐竜パーク》(入場料+4ルーブリ=2ドル)、イルカのショーが鑑賞できる《ドルフィン・プール》(入場料+平日18ルーブリ=9ドル)があります。

チホン君達が誕生日祝いに訪れた目的はイルカのショーでした。ショーが開催されるプールサイド内に入ると温かく、平日にもかかわらず家族連れで来る訪問客が結構います。よく調教されたアシカやイルカ達の演技に子供達も大喜びで満足した様子でした。

その後もチホン君とアンゲリーナちゃんは、寒くて奥に引っ込んでいた動物達を呼び出して案内して回ってくれました。

日本の場合は動物園、水族園、恐竜博物館と別々になっていて、それぞれの規模も大きくて動物の種類やアトラクションもバラエティ豊かです。でもここで南国から来た動物達との触れ合いに素直に喜ぶ訪問客(特に子供達)を見ると何だか温かい気持ちになります。今回、私を招待してくれたこの子達が日本の動物園を訪れたらどんな反応を示すでしょうか?

いつまでも純粋な心を持ち続けるのがベラルーシ人の特徴だと思っていましたが、現地の子供達と触れ合うことでそれも決して褒めすぎではないと感じます。 (田中 仁)