映画サマショールを観ました。

 東日本大震災から10年目となった先月3月11日、サマショール~遺言 第六章~という映画をKBCシネマにて観賞しました。
 3月11日PM1時からの限定放映でしたので、貴重な機会を得られて嬉しく思います。

 この映画の題名である「サマショール」とは、チェルノブイリ原発事故により帰還困難区域となった場所に帰り、生活している人々を指すウクライナ語です。頑固者と訳されることもあるそうで、元より自分の住んでいた場所で生活したいという被災者の切実な思いを感じます。

 この映画では、現地のカメラマン2人による取材から福島に住んでいる方々の生の声を聴くことが出来ました。思い出の詰まった我が家がすぐ先にあるのに帰って生活ができない悲しさや、自分の家族を家に呼ぶことができず、それも仕方ないんだけどねと笑う姿に、言いようのない寂しさを覚えました。

 10年の時が経ち、失くしてしまった大切な場所とは別の新しい場所で、前向きに日々を過ごされている方々がいることを改めて認識する機会となりました。

 10年前のあの日から、被災された方々は、遠く想像も及ばないような思いをされているのだろうと思います。チェルノブイリ原発事故と共に、フクシマの事故についてもまだまだ知らないことの多い私ですが、事実を知り、現地の方々の思いを知ることが誰かをたすける第一歩になると信じ、今後も少しずつ学んでいきたいと思います。