今年(2024年)は春の訪れが早いミンスク。3月になると、太陽が出る10℃前
後の暖かい日が続き、もう雪を見ることはほとんどありません。
3月8日の国際婦人デー(祝日)も快晴で、町中プレゼント用の花が並べられて
いました。家族、恋人、友達、先生、同僚…の女性を祝う風習があります。
外に出ると、春の陽気をより身近に感じられます。<パルク・テェリュース
キンツェフ>公園でも、観覧車やジェットコースターなどのアトラクションは
まだ動いていないものの、自然(緑)のなかをはずむ足取りでゆっくりと歩いて
散策を楽しめます。
この時期は、日本文化の根強い人気も感じます。
国際婦人デー前後あたりから数週間、中央映画館ではジブリ作品<耳をすま
せば>が上映されました。派手なアクションシーンがなくとも、思春期の心の
内面を美しく描いたこの作品はこちらでも深く共感され、エンディングで主題
歌<カントリーロード>が流れはじめても席を立たない観客がほとんどでした
。
3月17日(日)には秋田犬展覧会が行われ、お世話になっている(通信No.125の
コラム・インタビュー記事とNo.130のコラム掲載の)タチアナさんからも(彼女
がハンドラーとして参加した秋田犬が優勝したという)嬉しいニュースが入っ
てきています。
和食ブームはずっと続いており、様々な日本料理が出されるいろいろなお店
があります。アジア料理店<ゼン>のフルーツ味“モチ”や<マルミ>レストラン
の“刺身”、“握り寿司”、 “焼き鳥”など。
暖かい風景が美しい春季のミンスクです。