快晴日が多く暖かかった9月(15℃~)から一転、一気に曇りがちで肌寒くなった10月末~11月初め(5℃前後)のミンスクから、今回は甘いスイーツ特集をお届けしたいと思います。
現地の代表的なお菓子で有名なものは、フィール、ワッフル、そして、多種多様のクッキー・ビスケットとキャンディチョコ (豊富な種類があり、 幅広い世代に好まれている)など盛りだくさんです。
ゼフィール
泡立てた果物に砂糖とたまごを合わせてつくったマシュマロのようなとても甘い菓子
ワッフル
小麦粉、バター、たまご、牛乳、砂糖、イーストなどを混ぜて格子形に焼いたウエハースでチョコレート等をはさんだお菓子、日本のビックリマンチョコに類似
ビスケット
キャンディチョコ<スタリーチヌィ(首都)>
大人向けのアルコール成分リキュール入りチョコレート
キャンディチョコ<ジェーチャム・トップ(子どもに一番)>
子ども向けの加糖練乳入りバニラ味
他にも、シュークリーム菓子<エクレア>、<カプリス(気分屋)>などの美味しいアイスクリーム類や現地特有のフレッシュチーズをチョコレートでコーティングした<シローク(チーズ=指小辞)>の冷えたスイーツも人気です。
これらは手軽な値段で買えて、デザートやティータイムに添えるお菓子として愛されています。
最近では、海外のスイーツも人気を博しており、それらの美味と雰囲気を楽しめるレストランやカフェも続々と街中に出現してきています。
最新のところでは、<ハリーポッター>の魔法ファンタジ-物語をモチーフに、集合住宅(マンション)一階の一角に開店したカフェ<タロット&リトル魔法9と3/4>がオープン (中心のネミガ駅から徒歩20分の距離)。
入り口付近には(魔法の?)ほうきが置いてあり、店内は(魔法使いの?)帽子や<ハリーポッター>シリーズを彷彿とさせるキャラクター・グッズがコレクションされており、ミルクセーキやクリーム・(ノンアルコール)ビール、各コーヒー種の飲料に様々なケーキ、アイス(ソフト)クリームなどのおしゃれなスイーツ・メニューとともに訪問客を魔術学校の世界へといざなってくれます。毎日10時~22時まで開いており、各種メニューの料金は200円から500円ほどです。
中心地のネミガ駅近辺には、他にも流行りのカフェスイーツを楽しめる場所が多々あります。
<TAPIOCA> (ネミガ駅から徒歩5分) で提供されるタピオカ(ティー)は現地でも流行の最先端。明るくて清潔感があり開放的な店内は若者を中心に賑わっています。
この時期(10月末)はハロウィン仕様に店内が飾り付けされていました。営業時間は11時~22時(金、土、日は23時まで)、各タピオカティーのお値段はだいたい600円~となっています。
<TAPIOCA>カフェのすぐ隣にある<すしハウス>(毎日10時~23時まで営業)では、和食とともにデザートにいろいろな(ココヤシやコーヒー)味にアレンジされた餅を注文できます。とても甘くて満腹感が得られます。
バス・鉄道ターミナル駅から歩いて5分~10分の距離にあるカフェ<ビーグル・コーヒー>も注目を集めています。色々な種類のコーヒーやタピオカティーに好みのスイーツを選び、自由に空いてる席・空間を見つけ、くつろぎます。その名のとおり、ビーグル犬がウェイターのように愛想よく店内をまわっており、訪問客の癒しとなっています。
また、話題となっているのが、カダイフとピスタチオをサンドした<ドバイチョコレート>で、大型ショッピングモール内で販売されています。価格は小さいサイズのものでも1000円以上~と高めですが、その独特の味が注目を集めています。
このように、甘いものには事欠かない街ミンスクでは、伝統的なお菓子から流行りのスイーツまで様々なデザート類が空腹と別腹を幸福感で満たしてくれます。よく勧められるのが、(未成年の子供・若者からは)どれを選んでも美味しいアイスクリーム、いろいろな味の種類があるシローク、シンプルなワッフル、(大人からは)リキュール入りチョコレートや割りと低カロリーのビスケット類と、昔から変わらず人気を保ってきた名が聞かれます。
仲のいい友人、家族、仕事仲間と一緒に、時に散歩をしながら、時に食後のティータイムやおやつの時間に談笑しながらつまむスイーツ=束の間の幸せは、人と人との繋がり・結束において大きな役割を果たしています。食べ過ぎには注意が必要ですが、このような笑顔多き心安らぐ “甘い”生活は精神的にいい影響を与えているようです。