ベラルーシ「料理と民芸品の部屋」
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のぞみ2112
マトリョーシカの絵付け
マトリョーシカの絵付け

ここで紹介している商品は、チェルノブイリ原発事故の被災者と障がい者のための福祉工房「のぞみ21」のスタッフが、心を込めて作ったものです。これらの売り上げは、「のぞみ21」への支援と、チェルノブイリ被災者への支援活動のために使われます。

■工房「のぞみ21」
「のぞみ21」はステファン、ナターシャ夫婦が呼びかけ、1995年に開設した工房です。被爆による手術を経験し病院から退院した青年たちや、さまざまな障がいを持つ若者たち30人がここへ通い、洋服の縫製、刺繍、木工技術を学び、作品を町の市場で販売することで収入を得ています。
チェルノブイリ医療支援ネッ・gワーク(前:チェルノブイリ支援運動・九州)では、1999年から「のぞみ21」の作品を購入し、経済的支援を行うと共に日本でも活動を紹介しています。

■若者たちに、交流と経済的自立の場を
ナターシャ、ステファンの息子オレッグは、幼い頃、白血病を患っていました。原発事故による被爆が原因でした。ナターシャはオレッグの介護を通して、被爆者や病気の人々、障がいを持つ人々への偏見や社会的差別があることを知り、そのためにそういう人々が社会から断絶されているという問題に直面しました。
手術を受け、病院から退院した人々や障がいを持つ青年たちを、社会的孤立から救い、社会的復帰と経済的自立の機会を作るため、そういった人々が集い、暖かい雰囲気の中で技術を覚えたり、お互いに交流をする場が必要だと感じました。

一枚ずつ手刺繍をする
一枚ずつ手刺繍をする
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