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チェルノブイリ通信 No.70 (4)
2007年7月30日発行
チェルノブイリ医療支援報告
手紙がつなく子どものこころ
事務局での研修で学んだこと
チェルノブイリ・チャリティライブ
理事研修合宿報告  

チェルノブイリ・チャリティライブ 〜2007〜
実行委員の皆さんに、ききました♪

 11月、チェルノブイリ被災者への支援のためのチャリティライブが開催されます。実はこのライブ、企画・運営をしているのは、高校生たちなのです!
 平成生まれの彼らたち、なぜチェルノブイリに興味を持ち、どんな想いでライブ開催にむけて取り組んでいるのでしょうか?みなさんにインタビュー取材をしてきました。

聞き手/吉本 美貴(チェルノブイリ医療支援ネットワーク理事)

♪今回インタビューに参加してくれた皆さん♪

実行委員
実行委員会のメンバー

*雨野文明(あまのふみあき)さん
  実行委員長、ギター・ボーカル
*村上淳紀(むらかみじゅんき)さん
  副実行委員長、ドラム
*中釜崇(なかがまたかし)さん
  ドラム
*長田拓也(ながたたくや)さん
  ボーカル
*小池史華(こいけふみか)さん
  会計
*吉冨麻美(よしとみあさみ)さん
  書記
*徳岡yoshie(とくおかよしえ)さん
  ベース

◆事故の当時、皆さんはまだ生まれていなかったと思うのですが、チェルノブイリのことを知ったきっかけは何でしたか?

 高校の先生から聞いて知りました。僕が生まれた時は、もうニュースでも報じられなくなっていて、そんなに大きな事故を知りもせずに育ちました。未だに放射能が漏れ続け、被爆に苦しむ人々がいるということを知った時は、本当にショックでした。その後、もっと知りたいと思い、先生に頼んでチェルノブイリについての授業をしてもらいました。他にもインターネットで調べたり、チェルノブイリを取り扱ったテレビ番組を見たりして勉強しました。権力者の判断ミスで起きた事故だということ、政府が事故を隠すために市民の避難が3日も遅れたことなどにやりきれなさを感じました…。

◆チェルノブイリを知って勉強していく中で、そこからさらにチャリティライブをしようと思ったのはなぜですか?決めるまでには、どのようないきさつがありましたか?

 苦しんでいる人のために何かしてあげたいと思って、自分にできることは何かと考えたんです。そうしたら僕、バンドしか取り柄がなくて…。自分の音楽でチャリティライブをすることは中学生からの夢でしたし、音楽には人と人を繋ぐ力があると信じてる。だから今回、チャリティライブをしようと思いました。

◆今回のライブを通じて、来場者の人々に伝えたいことは何ですか?

 会ったこともない人のために支援と言っても、現実味がしないかもしれません。少し勇気がいるかもしれません。でも、その小さな勇気で救える命があります。
 困っている人に手をさしのべる事は、人間として当たり前の事。だけど、人間の一番素敵な部分だと思います。できる事から始めていきましょう。そんな難しいことじゃない。当たり前の事を当たり前にするだけです。

◆最後に、会員の皆さんへメッセージをどうぞ。

 雨野:苦しんでいる人がいます。自分たちだけではそんなに大きいことはできないから、皆さんでご協力をお願いします。

 村上:あなたの何気ない言動が大きな影響を与えるかもしれません。ご協力をお願いします。

 中釜:紙に書かれた文では伝わらないことが、きっとチャリティライブでは伝えられると思うので、見に来てください。

 長田:僕らと一緒に力を合わせて頑張りましょう。

 小池:小さなことでも、みんなが集まれば大きな力になるはずです。ご協力お願いします。

 吉冨:チャリティライブ、成功させます。頑張ります!

 徳岡:音楽を通して、小倉とチェルノブイリをつなぐ架け橋になります。せひお越しを!

 
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