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チェルノブイリ通信 No.71 (9)
2007年11月28日発行
行ってきました!初めてのベラルーシ
ゴメリの福祉工房「のぞみ21」スタッフを訪ねて
現地医師の成長と今後のチェルノブイリ支援の行方
ベラルーシでの検診に参加した医学生からの報告
甲状腺ガンの診断方法はほぼ完成!
いよいよ形になったこれまでの努力
医師の技術の向上と、移動検診システムの有効性
検診を受けた患者たちの声
今年で第4回目「チャリティヘアサロン・スネガビーク」  

今年で第4回目の「チャリティヘアサロン・スネガビーク」

スネガビーク

 今年で第4回目の「チャリティヘアサロン・スネガビーク」。毎年参加のサロン「hairNu-DA」「WESTPARK」「ETOILE」の皆さんと大村美容専門学校の上島先生、そして事務局で、開催前に打合せを重ねました。通常の営業終終了後、深夜に及ぶ打合せに真剣に取り組んでいただきました。

 去年と大きく変わったのは、3点。「Peach」「HAIR ANGLE」の2つのサロンが参加してくださったこと。そして、お客様に前もって「カウンセリングシート」に記入していただき、スタイリストとのやりとりをスムーズにしたこと。また、カット料金を1500円という払いやすい金額にして、手作りクッキーのサービスを追加したことです。

 イベント一週間前には、アシスタントボランティアの大村美容専門学校の学生さんを含めてのリハーサル。そして、前日のセッティングは、結婚式の2次会に出席予定のボランティアの皆さんが、正装で(!)お手伝いしてくださいました。

 イベント当日の10月8日(月・祝)。スタイリストさんには、朝のテレビ番組に生出演してPRをしていただきました。

 開始とともに、予約のお客さまが続々到着。大村の学生さんやボランティアさんを始め、参加者のみなさんの丁寧で笑顔あふれる対応に、たくさんの方から驚きと喜びの声をいただきました。毎年必ず来てくれるお客様もいらっしゃって、笑顔あふれる一日となりました。

 反省点は、今年の来場者は110名で昨年の132名よりも減ったこと。これは事務局の広報不足です。ボランティアさんの数も足りず、当日の呼び込みも十分にできませんでした。スタイリストさんの数が増えて、もっと多くのお客様に対応できたのに、と反省しています。

 今回のイベント収益金129,375円は、10月にベラルーシ共和国で行われた「第7回甲状腺ガン検診プロジェクト」においてブレスト診療所のウラジミール医師に、医療機器と医療消耗品購入のための支援金の一部として、参加者の集合写真と名簿とともに贈呈してきました。

 ウラジミール医師からのコメント

 非常に長年にわたっての支援に、特に若い人々に対して、心から感謝したいと思います。我々のチェルノブイリ事故被災に関して、興味を持っていただいてありがとう。現在は、近隣国からの支援がありません。それなのに、遠い日本からの支援には、医師だけでなく、患者も感謝しています。遠い国から関心を持って、支援をしてくれたことは、言葉につきません。どうもありがとう。

 
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